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松戸にまつわる話

『A級・S級共に⑥番車!』【寺門夏織】

2016年10月10日

前橋競輪場で開催された『第25回 寬仁親王牌 世界選手権記念トーナメント』では、京都の稲垣裕之選手が悲願のGI初制覇を決めました☆松戸オールスター競輪での悔し涙を、嬉し涙に変えました!感動して、私も思わずもらい泣き (T_T)“諦めずに頑張り続ける粘り強さ”を見習いたい!と、刺激を受けました。

さて、松戸競輪場では、10月5日~7日に『第6回サテライト船橋カップFI』が開催されました。



【A級】
連日、ラインの先頭で積極的に戦った地元の遠藤雅也選手(千葉・100期)が決勝戦では後輩の夏目新吾選手(静岡・103期)にマークの競走。2番手から早めに仕掛けて人気に応えての優勝☆



夏目選手の後ろの選手3名で上位独占!南関東勢の強い結束を感じました。

【ガールズ】
クリスティナ・フォーゲル選手(ドイツ)が連日人気に応えて逃げて・捲くって・捲くっての完全優勝☆しっかり喰らい付いて行った高木真備選手(東京・106期)の2着。モニク・サリバン選手(カナダ)も捲くって行きましたが、出られず3着でした。



フォーゲル選手「ありがとう。Thank you!いい試合だったと思う。最初、ブロックされて、どこに行っていいか分からなかった。もちろん、オリンピック、ワールドチャンピオンの力を見せに来たので、見せられて良かった。日本のガールズ競輪はとても強くなっていることを実感しました。オーエン、アリガトー(*^-^*)」
日本人選手を称え、日本語でご挨拶するところもさすがです!!
日本初戦から世界女王の貫録を魅せ付けてくれました。
この後の活躍にも注目したいと思いました。

【S級】
準決勝で本命選手が全て敗れ、細切れ戦に。人気は、神田紘輔選手‐岡崎智哉選手の大阪勢。レースは、岡崎選手が2車でも主導権。大阪勢とは別れて単騎で戦った伊藤信選手(京都・92期)が後方から上昇して6番手で外並走。一旦5番手に入り、そこから外捲くっての優勝でした☆



伊藤選手「後方にならないようにと気を付けました。神田君のブロックが怖かったけど、乗り越えられて良かった。上出来だったと思います。久々の優勝ですごく嬉しい。次は決勝戦で⑥番車のユニフォームを着ないように頑張ります(*≧∀≦*)」

今年の初優勝を決めた伊藤選手☆
前検日には
伊藤選手「修善寺で違反訓練を受けて来ました。自分の練習があまりできなかったので、凄く自転車に乗りたかった!今回、セッティングをガラリと変えました!学生時代は千葉に住んでいて、松戸競輪場はワールドグランプリを4コーナーで観戦した想い出があります。地元のつもりで頑張りたい!穴党ファンは分かっていると思うので、その期待に応えられるように、上手いこと行けたらいいな。」
と、松戸競輪場の想い出や意気込みを聞かせてくれていました。

今シリーズはA級・S級共に⑥番車の決着となりました!!
今シリーズの解説は、木庭賢也さんでした。木庭さんは前回6月に解説に来ていただいた時も、単騎で戦った⑥番選手(地元の蒔田英彦選手が逃げ切って)の優勝でした(@_@)!
『木庭さんが解説の時の単騎の⑥番車』にも要注意!!

世界女王の強さも肌で感じることができ、意外な展開もあってとても興味深いシリーズでした☆
寺門夏織

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