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松戸にまつわる話

第49回 松戸にまつわる話【諏訪まゆ】

2015年4月28日

第2回チャリチャンカップF1

今開催、ステージイベントには第29回オールスター競輪優勝者、愛媛41期『愛媛のレジェンド』伊藤豊明さんにお越しいただきました。

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現役時代から変わらず、とってもカッコ良い!!まさにレジェンドにふさわしいオーラが漂っていました。
当時、『非情の番手捲り』と言われていたことはご自身ももちろん承知のこと。

『でもね…あれだけの強い選手に囲まれて、うちはネバられ、後ろは5車で捲り上げてきて、正直あの早い展開で本田君が頑張ってくれているのに、なんもしないわけいかなかったんだ…』と、あれから二十年が過ぎても昨日のことのように振り返ってお話してくださいました。

イベントでは、今の若手にはもっとガンガン先行してもらいたい!!そのためには展開を考えすぎず、まず行く!!そうゆうきっぷのいいレースが見たいなぁ~、と期待を語ってくれました。

当時はウエイトトレーニングをしている選手も少なくて、いち早く取り入れて基礎を作り、それから特別が獲れたから、やはり身体作りは大切。

食事も、肉!肉!魚!ちょっと野菜…たっぷりお酒(笑)と豪快な一面も。

とにかく明るく、ハキハキとした『アスリート』といった印象でした。

自転車や競走の話になれば、下がった目尻はキュッとあがり、熱く語ってくれます。

地元松山では、伊藤豊明さんの冠レースも開催されています。ぜひ『解説』の伊藤さんもご覧ください!

そして、開催の締めくくりは

A級決勝、静岡の新鋭、渡邉雄太選手が準決勝の屈辱を晴らすような早めの先行逃げ切り勝ちでした。

カマして行けば、後ろが千切れてしまうことも想定でしょうが、構わず振り切っての優勝です。

無口で恥ずかしがり屋な渡邉選手。
大きなレースでこれからもファンの皆様を魅了してくれるはずですね♪

さらに、S級決勝戦では兵庫トリオの並びで発進。

『自転車の天才』こと、角令央奈選手の早めの仕掛けに、松谷選手も抵抗を見せ、そこも展開想定内という事で筒井裕哉選手が一旦下がり、ホーム過ぎから立て直して一気に再発進!!

捲りきっての優勝となりました。

自転車も新しいものを最近使っているとのことで、いい流れが来ているような空気感。

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ご自身も今回のフレームはお気に入りの様子。
ツヤ消しのマットなブラックに、ツヤブラックでの文字。

今までに見たことないようなデザインが、筒井選手の落ち着いた人柄に合っています。

…というより、写真を見てわかると思いますが、筒井選手の大きな体格と、私の規格外の小ささで、まるで巨人と小人のよう(笑)

いやぁ、凄いです。

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ご本人に許可をいただき掲載させて頂いておりますが、まるでぬいぐるみを小脇に抱えるようにヒョイっと。

『恐ろしく軽いっ!!』

いえ、いえ。筒井選手が怪力なのだと思います。

そして最後に

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兵庫の前で頑張った、角選手です。

自撮りしていました。

きっとこのアングルはセッティングでハンドルのセンターを出す際、ハンドルの気持ちになったらこんな感じになるのでしょうか。

『褒めてください!!』
とレース後に言っていましたので、皆様次に応援される際には、走りを褒めてあげてください!

きっといい走りの原動力になるはずです!!

ということで、チャリチャンカップお楽しみいただけましたでしょうか?

次回もぜひ松戸33バンクの熱戦をご期待ください!!

諏訪まゆ

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