F1ジャパンカップ 東京スポーツ賞～番外編～

検車場からお届けします♪

よく競走を終えてレーサーから降りた選手たちが

「カツッ、カツッ、」と歩きにくそうにしているのをご覧いただいたことがあると思いますが

レーサーシューズの「裏側」って…

こんな風になっております(^o^)/

ペダルにカチャリと装着する「サン」が着いています。

このサンも自転車のセッティング同様、細かく位置や角度を調整したりします。

走りやすい個人の感覚

怪我などで身体のバランスが変わったとき

自転車のセッティングやギヤを変えたとき

フレームを変更したとき…

少し調整するだけで、だいぶ感覚が変わるのだそうです。

前開催でのこと。

検車場で長い時間、サンの調整をしていたのはこの方。

秋田の有坂直樹選手です。

様々な道具を使って、目を細めながら平行を図っています。

職人の風格です。

いつになく真剣なその表情を激写しようと企みましたが

「やだよ、やだよ（笑）」と(^-^)

有坂選手の真剣な表情ってすごくオーラがあります。そんな一面も検車場ならでは。

サンの調整について 「朝の指定練習で乗ったら、なんかズレてて」

このサンを両足平行にするような機械はないのですか？と聞くと

「ないんだよね。だから目視！！これでよし！30分もかかったよ」

そう言って笑顔で去って行きました。

何を重点的にしているのかは、選手たちそれぞれ違うようです。

ギヤ規制も始まり二ヶ月。

戦い方が変わり、競走の展開もまた変わり、新たなスタイルに順応すべく

選手たちの探求は終わることはありません。

今後の競走、スター選手誕生に期待したいですね(^o^)/

次開催もどうぞお楽しみに！