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松戸にまつわる話

『松戸競輪2020年★最初の優勝者たち』【寺門夏織】

2020年1月16日

新年を迎えて半月が経ちました。
2020年が皆さまにとって素敵な一年になりますように☆
今年も松戸競輪をよろしくお願いします。

 

さて、松戸競輪の今年最初のシリーズは
ファンタジーナイトレースFII&ガールズケイリン『第19回 夕刊フジ杯』でした★
最終日は冷たい雨の中、レースが行われました。

 

【チャレンジ】
115期の新人選手が5人とも勝ち上がっての同期対決!
人気は、特別昇班の懸かる佐藤礼文選手(茨城)に集まりました。
古賀勝大選手の突っ張り先行を3番手に入った単騎の佐藤選手が捲くりました。
佐藤選手の後ろに居た鈴木涼介選手(福島)がすかさず追って、ゴール前で捕らえての優勝☆
同期の特別昇班を阻止して、初めての松戸バンクで完全Vを決めました☆

「調子も悪くないし、33バンクの競技場(泉崎国際サイクルコロシアム)で練習しているので短走路も問題ないです。持ち味はダッシュ。将来は、S級で先行して勝てる選手になりたい!」
と、話していました。
今回は機動力型同士の対決で捲・捲・差での完全Vでしたが、今後の先行力にも期待していきましょう!

 

【ガールズ】
人気は、得点トップの尾崎睦選手(神奈川108期)に集まりました。
連日積極的に攻めた渡口まりあ選手(山口114期)がジャン先行。
2番手に地元の田中まい選手(千葉104期)が入り、3番手に小林莉子選手(東京102期)。
4番手の位置が尾崎選手と細田愛未選手(埼玉108期)で並走になりました。
内に詰まる形になった尾崎選手がインコースを攻めましたが、内に包まれ苦しい展開。2番手の田中まい選手が最終1センターで番手捲くり。最終バックで出切り、田中選手の後ろに居た小林選手も仕掛けて行き、踏み合いとなりました。田中選手を捕らえて捲くり切った小林選手の優勝。小林選手は3場所連続の優勝となりました☆

「決勝戦は、いける所からしっかり踏んで行こう!と思いました。踏めたので、良かったです。今年こそグランプリ出場を目指して、伸び伸び頑張りたい!寒い中のご来場、ありがとうございました。次走もしっかり頑張ります!」
前検日には「松戸バンクは苦手です。自分のいいところを出せるように頑張りたい!」と話していた小林選手でしたが、苦手な短走路を克服しての優勝となりました(*^-^*)

 

【A級】
人気は、特別昇班から3場所目となる新人の佐々木悠葵選手(群馬115期)に集まりました。
残り2周から高橋成英選手(愛知89期)の主導権。単騎の蓮井祐輝選手(香川93期)が内をすくって追い上げ、2番手がもつれました。そこを、7番手に居た佐々木選手が打鐘の2センターから早めに巻き返して行きました。最終1センターで前団を捕らえ、そのまま押し切っての優勝☆
マークした磯田旭選手(栃木96期)とワン・ツーも決まり、3着以降を大きく離して人気に応えました。

「今回は全部捲くりになってしまいましたが、これからは積極的に行きたいです。一走一走、一生懸命、車券に貢献できるように頑張ります!」

 

佐々木選手は、前場所の前橋に続いて、A級1・2班戦では2回目の優勝となりました。
デビューから短走路では全て優勝が決まっています!
持ち味はダッシュで、将来の目標は「息の長い選手になること」だそうです。
師匠の矢口啓一郎選手(群馬86期)から届いた今年の年賀状に「積極的にガンバレ!」と、書いてあったことを今回の準決勝の後に改めて思い出したそうなので、これからの戦い方にも注目していきましょう(^o^)/

 

今回は、新人選手の活躍が目立ったシリーズでした☆

 

今年も松戸競輪でどんなドラマが生まれるのか、楽しみです(*^-^*)♪

 

寺門夏織

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