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松戸にまつわる話

今日から吉井杯です!【山口みのり】

2020年12月18日

松戸競輪ナイターは今日からFⅠ戦がスタート☆松戸の名物開催でもある『吉井秀仁杯』です^^

いえいえ、正式には『日本名輪会カップ 第19回吉井秀仁杯・フラワーラインカップ 東京中日スポーツ賞』と様々な冠がついています( *´艸`)

どの選手が優勝するのか楽しみですね。

 

吉井杯と言えば、吉井さんのお弟子さんたちも参加しています。

2レースA級予選に登場する84期・福森 慎太郎 選手。

 

 

 

9レースS級予選に登場する86期・武井 大介 選手。

武井選手には前検日にじっくりお話を伺う事ができました。

「11月西武園では久々に優勝できて、今はとても調子が良いです。毎年の事ですが、吉井杯に照準を合わせてきているので最低限決勝へいきたいですね」と話してくれました。

西武園は千葉、蒔田英彦選手の先行にのっての差し切り!「決勝メンバーで若手選手が別ラインにそれぞれいたので、蒔田の先行は考えていなかったんです。自分が連に絡むなら、蒔田の捲りにのってツッコむ展開かな、と。だからすんなりの先行の番手で驚きました」

また「今年40歳になったんです。30代ですごく足掻いても、調子が良かった時でも優勝はできなかった。でも40歳になって優勝ができたのは嬉しいですね」と振り返ってくれました。

 

ただ、その優勝後もご自身の感覚はモヤモヤが残ったままだったそうで試行錯誤をしていたようです。

前走12月12日の京王閣は追加参加だったそうですが、フレームを新しくして臨み、2日目は残念ながら失格になってしまいましたが、レース内容としては競りをしのぎきり、更に捲ってくるラインをけん制するなど、「自分ではしっかり動けていた」と感覚は悪くなさそう。

今年を振り返っていただくと、コロナ禍でウェイトトレーニングを重視した練習をし、体重も増加。体づくりをした結果、今になって調子が上がっているようですよ。

 

印象的だったお話が、11月の前橋・決勝戦。南関東はわかれて、千葉3人の連携でした。

武井選手の弟子の野口裕史選手ー武井選手ー海老根恵太選手の並びでした。武井選手はその時に初めて海老根選手の前をまわったそうでそれがとても感慨深かったようです。

「ずっと海老根さんが自力でやっていた時は後ろをつかせてもらいました。今回は自分の弟子の野口がいたからかもしれないけど、「前いってよ」と言ってくれ、その言い方も俺を認めてくれているような口調で、それが嬉しかったですね。弟子と連携するよりも嬉しかったかも(笑)」

連携でどちらが前か、というのは選手の間ではそこまで印象深いものなんだと感じました。

以前武井選手が松戸のオールスター競輪の時に同期の石井秀治選手、海老根選手と連携した時は3番手で「本当は一番年下の自分が前をまわらないといけないのに、石井選手が前でと言ってくれた」というお話を思い出しました。【競輪】はラインがあってこそですし、ラインもライン同士の思いがあるんだなぁとその時感じました。

その事柄や他の様々な思いも相まっての、今回の連携のお話なんだなとグッときました。

 

長くなりましたが、良いお話だったのでご紹介したくなったのです。読んでいただいていたら嬉しいです。

 

そして今回は毎年ある吉井さんTシャツが、格好良いパーカーになりました☆

私もスタジオで着させてもらっています。配色も格好良いので、みなさんお揃いで着ましょうね♡

プレゼントの応募がHPからお願いします!

http://www.matsudokeirin.jp/news/present

 

山口 みのり

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