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松戸にまつわる話

『一年でも長く競輪界に!★篠田宗克選手』【寺門夏織】

2019年11月1日

この度の台風と記録的大雨により被害にあわれた皆さまに心よりお見舞い申し上げますと共に、一日も早い復旧をお祈り致します。

 

松戸競輪場では11/411/6の3日間、『第9回サテライト船橋カップFI』ナイター競輪が開催されます。

地元選手たちの活躍にも期待したいですね!

 

私のピックアップ選手は

【篠田宗克選手(千葉65期)】

松戸競輪場をホームバンクにする50歳のベテランの選手です。

9月の松戸ナイター競輪では2日目からの補充出走でした。

連日、後輩の栗本尚宗選手にマークの競走でした。

最終日の特一般戦は2分戦。栗本選手と田村武士選手との激しい主導権争いとなり、栗本選手が叩かれ、篠田選手は3番手の内に包まれる厳しい展開。まずは、3番手をさばき、更に内から2番手に上がり、ゴール前で外から追い込んでの1着。地元の執念を感じるしびれるレースで今年の初勝利を決めました。

 

師匠の気迫に押され、その後のガールズケイリン決勝戦を走った石井貴子選手(千葉106期)がホームバンクで優勝を掴みました☆

 

篠田選手「今年はずっと低迷していたけど、前回の松戸の1着をキッカケに感じが良くなってきました。

弟子の石井貴子の優勝は、自分の1着とは関係ないと思います。彼女は元々、力のある選手なので。今年は16連勝や、ガールズケイリンフェスティバル優勝と、流れが良くなって来たけど、その前後は準優勝や決勝3着も続いて悔しい想いもたくさん味わったと思います。アマチュアから面倒を見て来てもう8年が経ちますが、彼女は人にアドバイスを乞うだけではなく、自分で考えてプラスアルファで更に飛躍できる能力があるので、年末に向けて過去最高の状態になっていると思います。そして、更に来年は連勝や結果など、記録を更新すると思いますよ。」

 

と、ご自身のことを聞いても、いつもお弟子さんや後輩について自分のことのように目を輝かせて熱く語って下さる後輩想いの篠田選手です。

 

「もう少し篠田選手ご自身のお話も聞かせて下さい」とお願いすると、

篠田選手「一年でも長くこの世界に居られるように頑張りたい」

と、控え目に応えてくださいましたが、この一言に篠田選手の競輪に対する情熱が凝縮されているような気がしました。

 

今回も地元の意地を魅せてくれるでしょうか。

味のあるベテラン選手の活躍にも期待しましょう!

 

寺門夏織

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