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松戸にまつわる話

「自分のレースで儲けて下さい!」☆ドミトリエフ選手

2017年6月15日

明日からは外国人選手も登場する
ファンタジーナイトレースFI『さわやかチャレンジカップ』の開幕です♪

今回は、デニス・ドミトリエフ選手(ロシア・31歳)をご紹介します(‘-^*)/

今年は、世界選手権スプリント優勝☆
ワールドカップ第4戦でもスプリント優勝☆

来日は今年が4回目で、昨年は3度の優勝を決めています。
世界トップの選手ですが、日本で外国人選手ラインを作る時は気持ちよく3番手を回っています。
ボス選手と同じく、ドミトリエフ選手も今年は松戸が3場所目の競走です。

1場所目のいわき平FIでは、
予選)和田禎嗣選手の先行を最終1センターで7番手から捲くって後続を2車身離しての1着、人気に応えました
ドミトリエフ選手「3年走って、初戦で1着は初めて。嬉しい♪」
準決勝)掛水泰範選手の先行を7番手から早めに捲くり切って2着
ドミトリエフ選手「来日初戦から決勝に勝ち上がったことはなかった!調子はgood♪」
決勝)先行したボス選手ラインの3番手を固め、2着

2場所目の大垣GIIIでは、
一次予選)山口智弘選手の先行を下げて6番手から捲くって1着
二次予選)川口聖二選手の先行を7番手から捲くって後続を2車身離しての1着
準決勝)最終ホームで川口聖二選手を叩いて先行、2着に粘りました
決勝)いわき平の決勝同様、ボス-パーキンスの3番手。
前が競り合いとなり、連携が崩れると、自分で踏み直して何度もけん制されながらも追い上げ、3着に届きました

3連対率100%で、ここまで確定版を外していません!

そんなドミトリエフ選手は心温かい選手。
いわき平では、準決勝戦で連携して落車をしてしまった江連和洋選手を気遣って、
レース後に「ダイジョウブ?」と声を掛けていました。
また、決勝戦で内藤宣彦選手がパーキンス選手に競ると聞いて、「パーキンスの身体は凄くごついから、当たったら弾き飛ばされちゃうよ!危ないよ!大丈夫かな。」と、内藤選手の居ない所で前日から内藤選手のことを心配していました。
結果は、先頭を走るボス選手が競りに来る隙を与えず、早めに一気に主導権を握り、外国人選手ラインで上位を独占でした。

日本人とは全く違うタイミングでレースを動かす外国人選手たちに対して、
対戦した日本人選手たちからは
「日本人が行かない所で強引に仕掛けて行く」
「呼吸が合わない!」
「やり辛い!」
「難しい!」
と、いう感想が聞かれました。

ドミトリエフ選手「易しいレースが嫌いで、ハードなレースが好きです。日本のハードな戦いを待ち望んで来ました。今年も問題なく勝利を重ねられると思う。先行・捲くりを臨機応援に使い分けて行きたい。自信があります。日本のみなさん、自分のレースでお金を儲けて下さい!」

外国人選手に取材をすると、“自分のアピールの仕方を解っているな!”と、感心します。
世界で通用する強さを兼ね備えているからこその自信なのでしょうね。爽快です☆

そんなドミトリエフ選手は日本食が大好きなのだそうです。
ドミトリエフ選手「刺身、味噌ラーメン、蕎麦、天ぷら、ダイスキ(´ρ`)♪」
レースも日本も楽しんでいる余裕を感じます。

松戸戦への意気込みも伺いました。
ドミトリエフ選手「松戸は、ホームのモスクワと同じ33バンクなので問題ありません♪」

いつもポジティブで明るく、日本人選手のことも気遣う優しいドミトリエフ選手。
松戸バンクでもパワフルな走りに期待します(‘-^*)/

2017年6月15日
寺門夏織


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