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松戸にまつわる話

『「さわやかチャレンジカップ」の爽やかゲストたち☆』【寺門夏織】

2018年5月29日

先日行われた松戸ナイター競輪では、地元の石井貴子選手以外にも、これからの活躍が楽しみな爽やかなゲスト選手たちが場内イベントを盛り上げてくださいました↑

【初日】
日野未来(ヒノ・ミライ)選手(奈良114期)トークショー

日野選手は、昨年4月に競輪学校入学直前にもゲストに来てくださいました。
その時もかなり引き締まっていて彼女の“本気”が伝わって来ましたが、今回は更に研ぎ澄まされたような印象を受け、すっかり“アスリート”の雰囲気になっていました。
自転車経験がなかった日野選手が、数々の華やかなスポーツ経歴のある同期の中でゴールデンキャップを獲得したのですから、我々の想像を絶する努力があったに違いありません。
日野選手「ゴールデンキャップは、タイムを計算して、できるだけその通りに走れるように、狙いました!」
計算して狙って簡単に獲れるものではないと思うので、このコメントからも、そこに至るまでの血のにじむような努力が伺えます。

1年前にゲストで来てくれた時には、「自在型選手が好きなので、自分も!」と話していましたが、この1年で心境の変化があったようです。
日野選手「やはり、風を切って走る選手は格好いいし、力がある!自分が実際に自転車に乗るようになって解りました。自分も積極的に自力で活躍できる選手になりたい!そして、万一、主導権を取ることができなくても、位置を取って仕掛けたり、最後まで諦めずに何かできたら!」

元々、大の競輪ファンだった日野さんならではの言葉だと思いました。
ファンの皆さま1人1人に丁寧に笑顔で対応してくれました。

デビュー戦:奈良FII 7月7日~9日

【2日目】
『千葉支部113期・新人選手紹介』
小林稜武(コバヤシ・リョウブ)選手&栗本尚宗(クリモト・ナオムネ)選手

初めに、バンク内で自己紹介をしていただきました。
中村浩士支部長から「ただ、出て行って名前を言うだけではなく、大切なお客様に気持ちを込めて大きな声でご挨拶するように!」とアドバイスを受け、少し緊張しながらも堂々としっかりとご挨拶。

次は、中村支部長も交えてステージでトークショー

まだ少し緊張気味でしたが、2人の真面目でひたむきな姿に、地元ファンの皆さんからも、たくさんの温かい励ましの言葉をいただきました。

小林稜武選手(千葉113期)

「父(昭二選手53期・引退)がGIを走っていた姿を見て、競輪選手に憧れました。師匠は石毛克幸さんで、街道をメインに練習をしています。石毛さんからは『思いっきり走れ!』と、言われています。自分は後からスピードに乗るタイプ。デビューまでにダッシュ力も鍛えたい!将来は、自力でS級に上がって、GIにも出場できる選手になりたい!」
デビュー戦:小田原FII 7月5日~7日

栗本尚宗選手(千葉113期)

「父(啓志選手62期・引退)の引退レースで初めて検車場に入り、開催中の競輪場の雰囲気を知り、皆と別れを惜しんでいる父の様子を見て、自分も目指したい!と思いました。それまでは進路を悩んでいました。師匠は、手嶋靖さんで、自転車の乗り方やフォームなど、具体的に教えてくれます。街道やバンクで練習しています。デビューしたら、主導権を取る競走をしたい!先行争いに勝つ為にダッシュ力も鍛えたい!そして、強い先行選手になって、結果を出して、支えてくれた人に恩返しをしたい!」

しっかりしているだけではなく、2人とも長身でガッシリとしていて、デビュー前の新人とは思えない体格でした!

日野選手も小林選手も栗本選手も夢に向かって第1歩を踏み出そうとしていて、とてもキラキラと輝いていました☆
お客様からいっぱい愛される選手になって欲しいですねo(^-^)o
デビューしたら、ぜひ、応援をよろしくお願い致します。

毎年、新人選手たちとお話させていただくと、自分の新人時代を想い出します。
自分に比べて、今の子たちはしっかりしているな、と、感心します。
中村支部長からも「カオリンの新人時代はヤバかったよね~。」と言われてしまいました。

私も新人選手たちに負けないよう、精一杯頑張りたい!と思いました。

『さわやかチャレンジカップ』は、爽やかゲストたちが松戸競輪場にフレッシュな風を送ってくれました☆

寺門夏織

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