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松戸にまつわる話

第7回 松戸にまつわる話【寺門夏織】

2014年12月19日

松戸記念競輪【番外編】

今年も残すところ、2週間を切りました!月日が流れるのは早いですね。
10日前に終了した松戸記念競輪が遠い昔のことのように思えて来ます!

さて、前回告知させていただいた、『私が検車場で目撃した選手の意外な繋がり』についてお伝えします!



・・・それは!!
小嶋敬二選手(石川・74期・45歳)と加賀山淳選手(千葉・94期・30歳)!
地区も世代も違うこの2人が、殆ど人の居なくなった検車場の片隅で、かなりのハイテンションで盛り上がっていました↑
“自力型同士で貴重な情報交換をしているのかしら?”と、近寄って話の内容を確認してみると(自分のこの行動を後で後悔することになります)、共通の趣味のアニメの話で全く話が尽きない様子。




寺門「アニメのお話ですか~?」
小嶋選手「そんな俗な言い方をしないでもらいたい!!」
寺門「???」
小嶋選手「『日本が世界に誇ることのできる芸術』と、言い直して下さい!!」
加賀山選手「全く、その通りです!」
~大変、失礼いたしました(汗)~

小嶋選手「最近よく、『自分もアニメ好きなんですよ!』と話に入って来ようとする選手や関係者が居るけど、
中途半端な知識でアニメ好きを語って欲しくない!少なくても作品は全て見て、声優のコンサートにも足を運ぶくらいの情熱がないと認められない!」

引き続き、加賀山選手と『芸術』の話に花を咲かせる小嶋選手。
私はソ~ッと退散しようとしたところ・・・

小嶋選手「それに、そんなに髪の毛を伸ばしていたらダメだよ!!」
加賀山選手「確かに、これはダメですね~」
寺門「???」
小嶋選手「それじゃ、カツラを被ってアニメのキャラクターにコスプレできないでしょ!いつでもコスプレできるように、髪の毛はカツラの中に収まるくらいの長さにしておかないと!アニメのイベントに行けないよ!」

寺門 (-_-;)(絶句!)

この後、慌てて退散したのは言うまでもありません。それでも、トータル20~30分はアニメの話を聞かされていました。
それにしても2人共、競輪の話をしている時の顔とは全く違っていて、少年のようでした。





加賀山選手はアニメ好きが高じて、人目を引く個性的な練習着を着ているのでしょうか?


元々は加賀山選手の同期の脇本雄太選手が小嶋選手とアニメ仲間で、そこに加賀山選手が加わったそうです。そう言えば、検車場で小嶋選手と脇本選手がアニメの話で盛り上がっている姿をよく見掛けます。その時は記者さん達も話に入れず、遠巻きに2人の様子を眺めていますが、いつも“一生続くのではないのか?”と思うほどの盛り上がり。

ちなみに、小嶋選手と加賀山選手は「松戸記念の後、一緒に上野で行われているアニメのイベントに行くつもり!チケット、まだ取れるかな?」と話していました。






改めて、“厳しい競走社会で生きる選手たちにとって、『心の癒し』は大切なのだな”と感じました。現実社会では毎日プレッシャーと戦っているので、癒しを二次元の世界に求めるのもなんとなく解る気がしました。

また、機会があれば他の選手たちの『癒し』についても探ってみたいと思います!


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